あべあいりの悶々MON!

美味しいものをたくさん食べてすくすく育ちました。 「書いて育つ子」になるために、悶々をもっと 言葉にしていきたいと思います。ときどきポエマー。

わたしの心の肥やしになった本と漫画と映画-2017年4月

 

4月の1ヶ月間、心がちょっと鬱々としていたせいもあって

インターンとバイトをお休みさせてもらいました。

 

その間、大学を思う存分楽しんだりして、大学の仲間と過ごしたりして過ごしました。研究会に入ったことで大学で得られる知識や会話が今までの何倍も楽しく感じられたり、新入生がうごめきあう中で生まれる新たな出会いだったり。

 

今考えると、どうして日々を鬱々と過ごしていたのか分からないのだけど。心の支えにしていた人たちが大学を去ったり、原級して奨学金が止まるっていうピンチだったり、一気に不安が押し寄せて、心の余裕がなくなってしまったのよね。

 

 

そんなちょい鬱のなか読んだ本や観た映画をさらっと紹介していきます。笑

 

 

ハゴロモ (新潮文庫)

ハゴロモ (新潮文庫)

 

ちょっと疲れたときにはよしもとばななさんの本と決めています。8年の恋が終わって、喪失感や絶望を味わった灰色の世界に少しずつ出会いや出来事が色を重ねていくような物語でした。いつもばななさんの作品はいろんな境遇があって良いことを教えてくれます。

 

母性 (新潮文庫)

母性 (新潮文庫)

 

 母と娘の偶像劇風に書かれている本。わたしは読みながら「このお母さんは代理性ミュンヒハウゼン症候群の特性があるな、、、」とか考えてしまったら、その通りにしか読めなくなってしまったのだけど。笑

家族が家族であり続けることは実は難しく、とっても時間がかかることだってあるのだな、と思った作品だった。

 

ボロボロになった人へ (幻冬舎文庫)

ボロボロになった人へ (幻冬舎文庫)

 

 短編がぎゅっと詰まった1冊。リリー・フランキーの本といったら『おでんくん』くらいしか読んだことがなかったんだけど、彼の文章は後半になると調子が出てくるようなテンポ感があって、そこから物語も面白くなる。サラッと読めました!

 

自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間

自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間"を捨てられるか (青春文庫)

 

今月の大ヒットはこの本。また別記事でこの本のことは紹介しようと思いますが、岡本太郎の本は言葉がチクチクして今まで読めなかったのです。それがタイに来て読み始めるとスラスラ頭に入ってくるし、心に響いてくる。

 

研究会の先生の本、全国のヘルスコミュニケーションが発展している地域の取り組みが載っています。 宮城県の事例も載っているし、鶴岡の事例も載っている。なんだか身近に実は

 

パンティストッキングのような空の下

パンティストッキングのような空の下

  
ユートピアズ (ヤングサンデーコミックス)

ユートピアズ (ヤングサンデーコミックス)

 

 彼の作品は初めて読みましたが堪らんです。絵が上手いですし、ハラハラ、ドキドキしながら、頭をフル回転させながら読みました。読み終わるといい具合の脱力感があります。

 

うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち

うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち

 

 とても良い漫画でした。活字ではなく漫画で紹介されているストーリーや実践的な気付きやエピソードがあります。わたしもちょい鬱の中で「どうしてわたしはいつもこんなに落ち込んじゃうの?」と思っていたけど「なんだ、それでも良いのか」と思えるようになりました。気分転換になった!

 

 単純にちょっと読み始めたら止まらなくなって読んでしまいました。ドラマにもなってるみたいです。(知らなかった)

 

食糧人類?Starving Anonymous?(2) (ヤングマガジンコミックス)

食糧人類?Starving Anonymous?(2) (ヤングマガジンコミックス)

 

 これも気分転換に読みました。グロかった。でも続きが気になる。

  

 こちらも気分転換。原作を読みたいと思って3年くらいが経った。未だ読めず、、、

 

マンガでわかるイスラムvs.ユダヤ 中東3000年の歴史

マンガでわかるイスラムvs.ユダヤ 中東3000年の歴史

 

 こちらも気分転換です。

 

シン・ゴジラ Blu-ray2枚組

シン・ゴジラ Blu-ray2枚組

 

 やっぱり良い映画だった。政治の世界よく分からない人間なんですが、そうなのかーと思って観ました。社会の先生の家に育ったからなのか、小さい頃からゴジラは見せられていて当時5歳の阿部は怪獣映画だと思って何度も観ていたけど。大人になってから観るとちょっと違うんですね。

 

 こちらは感動ですね。アスペルガーセクシャルマイノリティである天才数学者の実話。わたしはこういう映画大好きですね。

 

 ひまつぶしです。面白かったけど、ハリーポッターと比べてしまったら・・・。というか主人公がレミゼにも出てくるので、キャラの違いに戸惑った。

 

 何度も見返しているけど、久々にまた見返しました。正義とは?愛とは?自由とは?みたいなのを何度も考えてしまうのですよ。色んな形での正義や生き方があるのですよね。実践できるのかは別として、定期的に問いを取り戻すためのきっかけとして観続けたい。

 

 ひまつぶしです。