あべあいりの悶々MON!

美味しいものをたくさん食べてすくすく育ちました。 「書いて育つ子」になるために、悶々をもっと 言葉にしていきたいと思います。ときどきポエマー。

日々、友人の姿勢に問い直される

 

こんばんは、あべです。

 

今日は数日ぶりに家を出て、インターン先の先輩の和太鼓コンサートに行ってきました。@参宮橋

 

1000人近くが入るホールがほとんど埋まるくらいの人。マイク無しでも音が通るくらいのホール。(オリセンのホール結構良い)

 

4歳から15年近く和太鼓をやってきたわたし。一時期はプロになろうと本気で思って疑わなかったけれど、色々あって今はSFCに通っています。

 

「あー、わたし、ここで何してんだろう」って思いました。

わたしにとって和太鼓って歯を磨くと同様の存在だったし、今でも叩くと気持ちがバシっと切り替わる存在です。和太鼓は上京と同時に辞めてしまって、何度かチームを探したりしていたけど、踏み切れず。

 

今日の演奏はICUの和太鼓部の定期公演です。文化祭にも見に行ったけれど、格段に全員がレベルアップしていたのがハッキリわかりました。体力も身体の使い方も上手くなっていた。おそらく後輩たちがちゃんと育っていると思ったし、女子の表現力のレベルアップ具合が半端なかった。すごいなー。

 

大切なステージがあるときは、ステージの力にチーム全体が引き上げられます。

和太鼓は1人ではつくることができない音楽です。チームで作り上げる音楽なので、チームワークがとても大切です。チーム力はそのまま演奏にも響きます。今日の演奏やレベルアップの具合を見ているととても良いチームだと感じました。

 

きっと一人ひとりをしっかりみて、大切に指導して育てたんだろうと思いますし、その一人ひとりの努力、チームとしての努力が垣間見れました。曲の流れも少し変えていたりなど、本当に大変だったろうと思います。

 

そうやってステージの力に引き上げられ、一回り成長した演奏が終わったあと、終わったあとが本当に最高なんです。チームに対する愛とか、一人ひとりに対する感動とか、本当にやって良かったと思える瞬間がやってきます。

 

例え自分一人だけが頑張ったからといって、この感動が生まれるわけではないです。それをチーム全員が頑張って、チームのために、良い演奏をするために、と一致団結することに美しさがあります。

 

そういう積み重ねがあった上でみんなで流す涙が、わたしはこの世で一番好きな瞬間です。こんなに美しいものがこの世にあるんだな、と思えるくらいの感動です。

 

それはわたしがこの世で一番好きな瞬間です。誰かと一生懸命やり遂げたあとに流す涙の瞬間。

 

そういえば、それに最後に出会ったのはいつだったろう。思えば、こういう瞬間に出会うために生きているんじゃなかろうか?

 

こういう瞬間って、勝手につくられるんだっけ?努力や思い入れのないものの先に待っているものなんだっけ?わたしは今、誰とどんなことをして涙を流したいんだっけ?

 

「あー、わたし、ここで(今のこの日常で)何やってんだろう」

 

いきなりステージから問いを持ちかけられた気がしました。

 

本当に素敵なステージでした。

 

さて、わたしは一体何をやってるんだろう。人生で求めたい瞬間をつくれている気がしないなー。今日・明日はこれをお題に、自分の今後の身の振り方、野望を考えていきたいと思います。1人合宿3日目の出来事でした。

 

おって、1日目、2日目、4日目のこともお伝えできそうだったらお伝えします!

 

それでは、またね。

 

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