あべあいりの悶々MON!

美味しいものをたくさん食べてすくすく育ちました。 「書いて育つ子」になるために、悶々をもっと 言葉にしていきたいと思います。ときどきポエマー。

【続】SOKOAGE CAMP自分と向き合うってどういうことだったっけ?

 

こんにちは。

ほんの少し語彙力がでてきて、気が抜けている感じの素直な文章が書けるようになって、いろいろ書くのが楽しみだな〜と感じている、阿部です。

 

先日のSOKOAGE CAMPの話の続き、書いてみようかな。

 

今回は「自分と向き合う」ってどんなことだったっけ?というお話。

 

そもそも「自分と向き合う」ってなんなんでしょうか?考えてみて下さい。そもそも自分と向き合うなんて物理的に不可能ですよね。笑

 

いま、自分が感じている「つまづき」や「生きづらさ」など色々あると思いますが、嫌なことがあっても残念ながら自分は自分から抜け出すことはできません。だから辛さも痛みも苦しさも、自分にやってきた出来事は全部自分で背負うことしかできません。

 

そんな中うまいこと、なんとか、生きる方法を探る(人生をサバイブする)ために、、

自分と物理的に向き合うことは不可能でも、人類は"鏡"をつかって自分を映し出すことで方法を見つけました。「鏡を使うこと」これが「自分と向き合う」だとわたしは思います。

 

"鏡"の比喩を解いてみるとわたし的には、"これまでの人生"と"いまの頭の中"のプロットに尽きるかな、と思います。

 

鏡の前に立ったときに映るのは、過去でも未来でもなく今の自分です。今の自分はこれまでの時が積み重なった自分ですから、それらを映し出す作業をSOKOAGE CAMPの前半で行います。

 

さすがに内容を書いてしまうのはギリギリアウトだと思うので、書けませんが、かなり時間を取って、自分のこれまでの人生やその時に抱いた感情を整理していく作業をしていきます。さらに模造紙に大きくプロットしていきます。

 

その鏡をみていったり、人と話していくうちに、いま生じている生きづらさの正体が少しずつ分かってくるんだと思います。

 

それに気がつくまでの過程に頭を悩ませたり、混乱したり、泣いたり、笑ったりがあって、喜怒哀楽の激しい一週間を過ごしていきます。

 

 

その姿をみてて自分はちゃんと自分と向き合っているんだっけ?なんて思ってきちゃいました。あらら、そういえば逃げてばかりだし、ときどきそういう時間は設けるけど、本当にたまに。だから、考えが継続しないし内言の語彙が生まれ変わる事もない。じゃあ、意味がない。

 

あー、わたしにもSOKOAGE CAMP必要だなぁ。というか、定期的に必要だなぁと思いました。ちなみにCAMPは合宿後も続きます。その後1年間はスタッフが定点観測してくれるので、その都度自分と向き合う時間が取れます。(いーなー!!)

 

わたしは高校時代の方がずっと自分と向き合っていたような気がします。授業中、先生の話も聞かずにノートに自分の頭の中を書いていました。そこから自分のその後の行動が広がっていく感覚を持っていました。

 

大学に入学してみると、授業はそこそこにPCの画面を見続けて、SNSやWebコンテンツに時間を消耗する毎日です。自分の人生の時間を物事のユーザーとして過ごしすぎて、つくり手としての時間をずいぶん失っている気がします。まだ高校生の時はそんなことなかったよな、SNSも好きだったけど、それ以上に毎日変化があった楽しかったよな、なんて思っちゃっている時点で良くないですね。

 

鏡には今、いまの自分しか写りませんし、それを嫌でも見ていくしかありません。変えたい自分は今の自分です。SOKOAGE CAMPはこれまで自分と向き合った経験がなく「なんか人生つまんない気がしているんだけど、どう悩んだらいいのか分からない」とか「自分のことが好きになれない」とか、そういう漠然とした悩みに向き合ったり、「じゃあ、どうする?」を具体的に落とし込む機会になるのではないかと思っています。

 

とはいえ、たかが1週間、自分と向き合ったところで何か劇的に変わるわけではないこともあります。(劇的に変わる人もいます)落胆するかもしれませんが、正直それはその人の感度が鈍いだけだと思います。1週間自分と向き合えば何かしらの「問い」とゲットできるはずです。その「問い」を持ち帰ることができただけでも、相当羨ましいことです。「問い」が振ってくる瞬間はおおよそ、本を読んだり、人の話を聞いたり、ぼーっとしているときにふと、だったり”ちょっと考え事をした先”にある気がしています。

 

普段から考えることがない人にとって、「問い」が振ってくる、「問い」を投げられることは貴重な機会だと思います。「問い」を持ち帰り、考え続けることができているって幸せな状態です!

 

たとえば近頃食べすぎちゃったよってときに「怖くて体重計に乗れないっ!」みたいなことと一緒で、目の前で何かしら不具合が起きているときに、人って意外と自分自身と向き合えきれてない。もし、そういう危機感がある人には少し自分をいつもとは違う環境においてみることをオススメしてみたいです。

 

自分と向き合うってどういうことだったっけ?という問いをちょっと考えてみました。鏡に写った自分を、わたしもちゃんと見つめなければな!!喜ばしいことも、がっかりすることもあるけれど、残念ながら自分は自分から抜け出せないからなっ!はっ、はっ、はっ!

 

それでは、またね。

 

 

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SOKOAGE CAMPは別名インスタキャンプなんじゃないか?ってくらいの好立地、好インスタな合宿。